アラサー男性が保育士を辞め放課後等デイサービスに転職して良かったこと

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専門学校や大学に進学して将来は保育士として働きたいと思って保育実習に来る学生さんを毎年何人も見ています。

初めての保育実習で緊張しながらも一生懸命働いている学生さんを見ていると自分も初心を忘れず頑張ろうという気になったのを覚えています。

2018年に保育士試験に合格した人数は13,500人だそうです。毎年多くの人が保育士になるわけです。

ただ、それと同時に毎年多くの人が保育士を辞めていくわけです。でなければ保育士不足なんて事態が起こるはずがありません。

では、なぜ保育士を辞めていく人が絶えないのでしょうか?

今回は夢であった保育士になった29歳男性がなぜ保育士を辞めて放課後等デイサービスに転職したのかアンケートに協力して頂きました。

目次

保育士を辞めて放課後等デイサービスに転職した理由

私は保育士という仕事に憧れて大学に進学しました。子どもたちの成長を見届けることのできるやりがいのある仕事だと思いました。

実際に保育園で働き始めてみて責任は重いものの、やりがいのある仕事だと実感することができました。

ただ、働き始めて7年で保育士を退職しました。主な理由は二つです。お金と拘束時間です。

保育士は給料が安く拘束時間が長い

保育士の給料は本当に安いです。仕事内容の割にはとても給料が安く、将来的には結婚して子どもを一戸建ての家で育てたいと思っていたので、ここでずっと働くことは無理だと判断しました。

次に拘束時間がとても長いです。拘束時間が長い割に残業代などは出ません。最低限残業代があったくらいです。

私が働いていた園では全保育士がその残業代以上に働いていました。それに加えて自宅に仕事を持ち帰っていました。

職場で目一杯働いた後に自宅でも仕事をするのが当たり前なのでプライベートの時間なんてほとんどありません。

「お金はあるけれど時間がない」とか、「時間はあるけれどお金がない」とかいう人がいますが、保育士はお金もないし時間もない仕事なんです。

放課後等デイサービスに転職して良かったことは?

私は現在放課後等デイサービスで指導員として働いております。放課後等デイサービスというのは6~18歳までの障害のあるお子さんや発達に特性のあるお子さんのための福祉サービスです。

仕事内容は障害を持った子供を学校や自宅などに迎えにいき、活動場所で一緒に活動してから自宅に送迎で送るまでがざっくりとした流れのお仕事です。

個別支援計画と言うものがあり半年間かけて達成する目標を設定し、それができる様に支援しております。子供達には色んな個性を持った子が多いので、とてもやりがいのある仕事です。

放課後等デイサービスに転職して良かったこと

転職して良かった点は給料が上がったことです。保育士の時より毎月2万程度ではありますが上がりました。

また、拘束時間も少なくなり今の仕事場はなんと勤務時間7時間です。保育園の時は8時間以上が当たり前やったのでここも大きいです。

拘束時間が短くなりましたので、仕事以外の自分のしたい事に時間を割く事ができるようになりました。

前職ではありまえませんでした。今では友達とよく遊びに行くことができるようになりました。本当に転職してよかったです。

転職して悪かったこと

転職して悪かった事はほとんどありませんが、子供達と触れ合う機会が減ったことにより、子供の名前を覚えたり覚えてもらったりするのに少し時間がかかるようになりました。

また、お母さんと会ったりする機会がなくなったので今日の様子など口頭で伝える事が不可能になりました。活動後連絡帳に今日の様子などを書き留めていくのですが、書けないときもあります。

放課後等デイサービスに転職したい人へのアドバイス

保育士から今の仕事に転職してかなり給料が上がったとは言い難いですが、拘束時間も減りストレスも減ったことで気持ち的にも子供達とゆったり接することができる様になりました。

また、子供達にどんな支援が必要なのか、どんな事を言っているのか、どうしてそれがしたくないのか?など色んな場面を冷静にそして真剣に考える回数が増えました。

保育園で働いていた時はよりも子どものことを考えて働くことができていると思います。大変ですがやりがいのある仕事だと思っています。

この仕事は保育士としての経験が現場活かせる仕事です。もし保育士を辞めたいと思っているのであれば放課後等デイサービスはとてもおすすめです。

保育士よりも拘束時間は短く時間にも余裕があり、今までの経験を活かすことができる職場ですので転職に対する不安も少ないと思います。

放課後等デイサービスへ転職するなら運転技術を磨いておくと良い

もし、この仕事への転職を考えているようであれば運転技術が意外と大事ですので運転に慣れておくことをオススメします。

バスで専属のドライバーを雇って迎えに行くと言う事はありますが、基本は個人で運転して迎えに行きます。

子供が酔ってしまったりした場合、活動する前にそれどころではなくなる為運転技術は必須ですね。ですので、まずは車の運転から練習することを強くおすすめします。

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