保育士パートの本音

保育士のパートをしていて大変・つらい・やってられないと思う時は?

全国で保育士資格を持っている人は120万人います。ただ、実際に保育の現場で働いている数は約40万人と1/3程度のようです。

国家資格を持っているのにも関わらず、それを使って働いていない人の方が多いという状況です。やはり保育士は仕事量も多く大変な割に給料が安いということだと思います。

それはパートにも当てはまります。他の国家資格保有者であれば時給も高いのですが、保育士はスーパーのパートと変わらない時給であることがほとんどです。

今回はパートとして働いている方々にアンケートに協力して頂きました。パートで働く保育士の悩みや不満について教えていただきました。

保育士パートの本音

保育士のパートをしていてやってられないと思うことをまとめてみました。どの職場でも悩んでいることは同じようです。

  • 時給が安い
  • 残業代が出ない
  • 先生によって指導方針が違う

残業代なしで毎日19時まで勤務をさせられる

認可の幼保連携型の認定こども園で働く20代女です。2年正社員で働き産休育休を経て今5年目でパートで働いています。

家族は夫と0歳の娘が一人で二階だての借家に3人で住んでいます。子どもも小さいため正職からパートになり9時から16時の間で時短で働いています。

娘は保育園に入らなかったので義理の母が見ていてくれますが、4月からは園に入れそうです。

毎日残業代なしで19時まで勤務

時間外労働は8時出勤だったら7時半に園到着着替えや身支度を整えて7時45分朝礼、そのあと8時まで自分のクラスの掃除や整頓をします。

17時定時だったら17時まで預かりの子を保育してから分担場所の掃除にとりかかります。トイレ掃除や廊下掃除、保育室、園庭掃除などが分担されていますが黙々とやってもどれも30〜40分は絶対にかかります。

19時まで預かりがあるので部屋で作業や、残業していると保護者が来て相談事や子どもの様子について聞いてきたりします。

休みの子の家に電話したりするのも18時以降とかでないと電話にあまり出てくれないため出るまで何度かかけるようになっています。

残業代は出ません。8時〜17時のシフトだったら園には7時30分〜19時くらいまでいます。7時〜16時だったら6時15分から19時ちかくまで園にいます。

会議で勤務状況の改善を話し合うも解決しない

担任だからといってみんな19時までいなくてもいいのではないか、遅番の先生が伝言を預かって翌日口頭またはお便り帳で返答すればいいのではないかとたびたび会議では議題に出ます。

ですが園長先生はクラスの保護者は担任を慕って頼りにしているので力になってくださいの一点張り、保護者の不安な気持ちを少しでもはやく解決してあげてくださいと言って話になりません。

私たちだって家族がいて家庭があります。少しでもはやく帰ってきて欲しいと思っている子供も待っているのにそこまで他人の家族や仕事に時間を割いてはいられません。

所詮は仕事で生活するための仕事です。従業員の家庭や生活を大切にさせてくれない園長のもとでは働けないしいい保育もできないと思って不満が爆発しそうです。

パートは全てのクラスに入るので先生に合わせるのが大変

認可保育園でパート保育士をしています。勤務年数は4年です。0〜2歳児までの園で基本は2歳児クラスの補助につくことが多いです。

ただ、日によっては0歳児クラスに入ったり、1歳児クラスに入ったりすることもあります。全てのクラスに入れるので、子どもたち全員と関われるのが、パート保育士のメリットかなと感じています。

価値観の違う職員との意思疎通が難しい

私がパートで働いていて思うのは保育に対する価値観の違う職員との意思疎通が難しいということです。

私は現在色々なクラスの補助につくフリーの保育士をしています。各担任、子どもへの対応の仕方が違うので、それに合わせていくことが大変です。

例えば、自分が大変になるから、子どもを抱っこしないでという担任がいたり、子どもファーストで可愛がる担任がいたりします。

この保育園は子どもの人数が少ないため、一人ひとりにしっかり関われるはずです。私自身は、危険なコトがない限りは子ども優先で保育したいです。

今の担任は2歳児をまるで軍隊かのように整列させたり、歩きたくない子どもを腕を引っ張り上げて無理やり歩かせたりします。

子どもの気持ちを聞いてあげることがなく、大人の都合に子どもを合わせているようにしかみえないのです。

でも、担任には担任なりの考えもあるんだろうと思い、補助で入る私はそれに合わせるしかなく、子どもにはフォローの声掛けをしていくしかなく悲しい気持ちになります。

子どもへの対応マニュアルを作成して指導方針を統一

抱っこされるのに慣れるとダメだから、抱っこはしないでと言われたことがありました。しかし、そのいった本人が、機嫌よく遊んでいた子どもを抱っこしはじめました。

子どもはしばらくして降ろされ泣いてしまいました。このように、言っていることとやっていることが違うと感じることが多くなりました。

はじめは自分が気にしすぎていると思い様子をみていましたが、周りも同じように感じていると思うことが多々あったので、思いを共有しました。

実際に保育に入らない、事務員さんや調理の方たちから見ても、あまりに目に余る行動があるということもわかりました。

そこで、意見をまとめて、園長に報告することにしました。園長は職員全員と面談をしたり、子どもへの対応のしかたマニュアルのようなものを作成、提示して、職員間で共有できるようにしてくれました。

これにより、すぐには直りませんが、保育の意識が少しでも向上していってくれることを願うばかりです。