保育士から別業界への転職志望理由書の例文と書き方のコツを紹介

PR:当サイトにはプロモーションが含まれることがあります

保育士が辛くて別業界へ転職したいと考えている方も多いのではないでしょうか?保育士から転職する方って実は意外と多くいるんです。

今回は別業界への転職志望理由書の例文と採用されるためのコツについて転職が成功した方にアンケートを取りましたので具体例を紹介させていただきます。

  • 転職をしたタイミング
  • 志望理由書に記載した内容
  • 記入する際に気をつけたポイント

上記の3点に絞って記入してもらいました。書類選考で不採用となるのはもったいないので、参考にしていただければと思います。

目次

保育士の志望理由書のまとめと例文

 

家具メーカーの事務職への転職事例【28歳女性】

前職と現職の仕事内容

私の年齢は28歳で保育士から家具メーカーに転職をしました。保育士としていた私の仕事の内容は基本的には通っている幼児のお世話です。

私が保育士だった時は毎日朝5時には起きて2駅先の保育所に出勤していました。朝5時に起きないといけない理由は、園内の掃除(外や内)を全てしなければいけないかったからです。

また、今はコロナだということもあり、殺菌なと除菌などにもすごく気をつけていました。そして朝のうちに午前中やることと、日中のお昼寝までの準備も全て整えていました。

また朝の段階でお迎えがあるのですがそれに行くための準備として、一人ひとりのお迎え場所も確認したりするのもやっていました。

転職した先の家具メーカーでの仕事内容は事務作業です。基本的に会社の本社に勤務をしていて、そこでメールカスタマーサポートの対応や会社の経理なども行っています。

また時々、人手が足りない時は営業の手伝いも書類を作ったりさせていただいています。

まだ転職したてでわからないことも多いですが、先輩社員が優しく教えてくれます。時間に余裕もあり、ゆっくり昼食が取れるのが最高です。

志望動機の書き方と例文

私が履歴書に記入した志望動機は、保育士だったと言うことをメリットとして書くようにしました。保育士は面倒見が良いと言う印象をもたれるように記入しました。

【志望動機】

私は保育士として8年勤めてきました。色々な子どもや保護者と関わることでコミュニケーション能力を今後は御社で活かしていきたいと思います。

私の長所は仕事で細かいところまで気づく点です。毎日保育士として多くの子どもと接する中で相手が何を欲しているのかが気づくようになりました。

私は誰かのお手伝いをして喜んでもらえることに喜びを感じます。御社でも事務職として営業の方のサポートをしっかりとしていきたいと考えています。

事務職での経験はありませんが、御社でぜひ働かせていただきたいと思い、保育士として働いていた時にExcelやワードの資格を取得しました。

今までの経験を活かして何でもやらせていただきます。体力と気力には自信があります。どうぞ宜しくお願い致します。

事務職へ転職したい方へのアドバイス

同じ業界へ転職したいと考えている方へのアドバイスは、前職で自分が一番PRできることをしっかりと考え、それを転職する会社にどう伝えていくかがポイントです。

なぜ前職を辞めてしまったのかという質問はほぼ間違いなくされます。その時にこういうところが嫌でとか人が嫌だったとかマイナスなことを言うと絶対に落ちてしまうの注意しましょう。

あくまでそこはさらっと流して、こういうことをしたいと次の会社で思ったから前職を辞めることにしたんですと言う、希望に満ちたPRをすることがポイントだと思っています。

面接や履歴書には、自分の突っ込んで欲しいなと思われる面白い長所やポイントもちょっと書き込まれているとなごやかな雰囲気の面接になるのでお勧めです。

 

保育士から飲食業界へ転職した事例【34歳女性】

はじめまして、私は34歳の女性です。私は短大を卒業し、そのまま保育園に就職しました。その保育園ではおよそ10年働かせていただきました。

就職しすぐ保育士の一員となり右も左も分からない状態でしたが、先輩保育士の皆さんに助けてもらいながら約10年の間に0歳児から5歳児まで幅広く保育を経験させていただきました。

運動会やお遊戯会などの行事では企画を担当し競技やお遊戯を考えたり、衣装作りをしたり様々な経験をすることができました。

その後一旦保育士を退き、違う業種に転職しました。私が転職した業界は、接客業です。食品や生活雑貨の販売を担当としています。商品の陳列をしたり、お客様が商品を購入する際レジ打ちなどしています。

志望動機の書き方と例文

私は約10年保育士として経験を積んできましたが、それ以外のことは知らないことばかりだったので、いつかは社会勉強をしてみたいという気持ちがあり、転職を考えるようになりました。

【志望動機】

私は保育士として10年間勤務してきました。その期間子どもだけでなく多くの保護者と関わる中でコミュニケーション能力を高めてきました。

御社に来店するお客様はご年配の方から小さなお子様まで様々です。今までの保育士として培ってきた能力を活かして御社でも働きたいと考えております。

保育士として働いてきたため子どもへの対応には自信があります。また、保育士は基本的には立ちっ放しで体力勝負の職場です。

未経験の職種ですが今までの経験を活かして何でもやらせていただきます。体力と気力には自信があります。どうぞ宜しくお願い致します。

飲食業界へ転職したいと考えている方へのアドバイス

全くの別業界へ転職するということは知らない環境に飛び込む、かなり勇気のいる一大決心だと思います。

私も転職するべきか否かで色々と悩みましたが、今はこれまでの経験を活かしながら新しいことを自分に取り入れることができ、もちろん初めてのこともあり戸惑い、大変なこともありますが有意義に、充実した生活を送ることができています。

保育士として働いたことで他の仕事について興味をもって経験してみたいと思えましたし、保育士経験がなかったら今のように仕事をすることは難しかったのではないかと思います。

今現在転職を考えている人にも必ず保育士としてのスキルはあり、なくなることはないのでその経験を大切にしてほしいなと思います。

 

音楽・英語教室の受付事務へ転職した31歳女性の事例

新卒で正職保育士を3年しましたが、職場環境がかこくで続けられそうにないと判断し、結婚を期に退職、地元に戻って転職しました。

転職した業界は、音楽・英語教室の受付事務です。入会や退会の事務手続き、体験レッスンの補助やチラシ配りなどの販促活動、レッスン部屋の掃除や準備、楽譜や楽器などの販売、修理の受付などの仕事内容がありました。

イベントや発表会での会場運営や、キャラクターの着ぐるみの中に入って演じたこともありました。

生徒と講師の間に入ってさまざまなことを調整したり、接客をしたり、体力も頭も使い、業務は多岐に渡りましたが、子どもや保護者と接することや演技力は保育士の仕事で培われ役に立ちました。

志望動機の書き方と例文

保育士や幼稚園教諭の4年制大学で学び、その後保育園で3年間働きました。その中で、幼児期における感性の豊かさがその後の人生に与える影響が大きいとわかり、音楽や英語教育の必要性を感じました。

私も、子どもの頃にピアノや英語を習った経験があります。その時の学習内容だけでなく、継続して努力すること、周りとの協調性やコミュニケーションをとれることの楽しさ、大切さなどを学びました。

音楽の楽しさを知り、小学校では金管部、中学校では吹奏楽部、高校では管弦楽部で演奏してきました。

貴社で保育士の経験を活かし、子どもや保護者の気持ちのわかるスタッフとして、そして音楽や英語の楽しさを伝えられるスタッフとして、安心して通っていただけるサポートをしたいと考えております。

受付事務に転職したいと考えている方へのアドバイス

保育士の仕事に疲れてしまったら、別の業界へ転職してみるのも良いかもしれません。全く違う仕事というものは、自分にも負担になってしまうと思うので、保育士としての経験を活かせるような別の仕事が良いと思います。

音楽・英語教室の受付事務は、とても楽しかったですよ。保育の仕事に比べると、少し肩の荷がおり、リラックスして仕事ができました。

時間のあるときに壁面の飾りを作れば、生徒さんに喜ばれますし、体験レッスンで入会を決めかねている方に、子どもの気持ちがわかるあなたが対応すれば、親御さんはぜひここに通わせたいと思ってくれるはずです。

子どもや人に対するにこやかな眼差しや声かけが、何より安心感を与え、良い教室の雰囲気作りとなります。

保育士の仕事ではなかったような、接客や販売の仕事もありますが、営業担当と力を合わせればこなしていけます。保育の仕事を活かしたい、別の業界をと思ったら、まずおすすめしたい仕事です。

鉄道業界へ転職した32歳女性の事例

私は都内の大学で国際関係学部を専攻し、大学時代は海外へ短期滞在、長期滞在の留学もしました。また国際関係学部の勉学と並行して保育士資格も取得しました。

学生の頃から保育にも興味があり、高校生の時には保育園でボランティア活動もしていました。保育士資格は独学で勉強し大学時代に3年かかりで国家試験を受験して取得しました。

卒業後は4年間保育士の資格を使用しながら働き、その後商社の営業事務の職種に転職をしました。その商社で3年勤務した後に退職をし、また転職活動をしました。

現在は英語を使用してインターナショナルな環境で働きたいと思い、都内の鉄道会社の子会社に転職をして、都内駅構内のインフォメーションカウンターで外国人対応スタッフとして働いています。

転職した業界は鉄道関係です。今年で3年目となります。コロナ後は訪日外国人旅行客もかなり減ってしまっていますが、コロナ前は毎日のように何百人ものお客さんがカウンターを尋ねられて毎日英語を使用して働いていました。

志望動機の書き方と例文

私は2回転職経験があるのでそれぞれ書いていきます。保育士のとして4年間勤めた後に転職した業界は伝導機器関係の業界でした。その際に記入した志望動機は以下の通りです。

【商社の事務への志望動機】

今まで保育士として4年間勤務しました。保育園では得意の英語を活かして子どもたちに英語を教えていました。

しかし、保育業界以外にも自分の可能性を広げたいと思いこの度御社を志望させていただきました。

今まで、事務の仕事に興味がありましたが資格もなく未経験でした。ただ、どうしても働きたいと思い、保育士として働きながらWordやExcelを自身で学びました。

未経験ですが保育士として働いていたこともあり、体力には自信があります。宜しくお願い致します。

【鉄道業界への志望動機】

学生時代より英語や国際分野について学んできており、その経験を活かして働きたいと思い御社を志望しました。

また、保育園と商社で働いた経験も踏まえて国内外問わず多くの人と関われるサービス業のお仕事をしたいと考えています。

商社の営業事務へ業界へ転職したいと考えている方へのアドバイスをお願いします。

商社の営業事務へ転職をしたいと考えている方はパソコンや電話を使用して毎日業務にあたることになりますので、どれくらいのパソコンスキルがあるのかや今までの電話対応の経験などがあれば小さなことでもどんどんアピールして書いて行くと良いです。

保育士の業務の中にも今は事務作業もたくさんあるかと思いますので、それを事細かくアピールしていくと選考を通りやすいです。

また駅構内のインフォメーションカウンターで外国人対応スタッフに転職をしたいと考えている方は、現在まで仕事上でどんな風に人やお客様をサポートしてきたかを記入すると良いかと思います。

また外国人対応スタッフを希望するのであれば英語力は必須となります。海外経験や業務に求められる英語力があるかどうかを証明できると尚良いです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次