幼稚園教諭の退職と転職

幼稚園教諭から商社に転職した20代女性が感じたメリットデメリット

幼稚園は保育園よりも勤務時間は短く、夏休みや冬休みもあるので楽な仕事だと思われがちですが全くそんなことはありません。

もちろん勤務先によって忙しさには違いはありますが、楽な幼稚園なんてものはほとんどありません。

私が働いていた幼稚園は行事が他の園よりも多く、毎月何らかの行事の計画や準備に追われていました。

今回は幼稚園教諭から商社へと転職して成功した20代女性の事例を紹介させていただきます。

幼稚園からの転職を考えた理由

私は幼い頃から幼稚園の先生になりたいという夢がありました。理由はわかりませんが、物心ついた時には目指していました。

高校生の時にはその夢を実現するためにピアノの練習もするようになり、幼稚園教諭になるために進学をして免許を取得することができました。

就職が決まった時は念願の幼稚園教諭になれると思い嬉しさいっぱいでした

しかし、夢であった幼稚園の仕事は想像以上に大変なものでした。私の就職先は1ヶ月に10曲から20曲弾けるようにならなければならず、平日の平均睡眠時間は2~3時間でした。

それに加え、マンモス幼稚園だったので先輩の数も多く、先輩が絵の具をするということになれば、先輩の代わりに朝4時から幼稚園に向かい、絵の具を解いたり、その日の保育で必要な画用紙をセットするなど、縦社会を重んじる幼稚園でした。

入社当初は8人いた同期が次々に辞めていき、私も大好きな幼稚園の先生を嫌いになりたくないという思いから辞めようと思いました。

しかし、再就職するにしても実績が必要だと思い3年間は勤めました。同期が2年以内に全員辞めましたが、私は3年間強い心を持って働きました。

3年ほど経てば厳しい縦社会も緩くなりましたが、まだまだ後輩いじめをする先輩は存在し見るに見兼ねたため最終的に退職を決意して別の企業に就職をしました。

幼稚園教諭から商社に転職して良かったこと悪かったこと

保育士を退職後は商社に勤務をし、総務、社長秘書業務をしています。主にパソコンを使用しての業務や来客対応などをしており、パソコンのスキルや、秘書としての知識や、ノウハウが非常に必要な仕事です。

また、給与の処理業務も担当や、決算書に関する仕事も行うので、仕事をしながら、パソコンの資格、秘書検定、簿記の資格を取得しました。

年収は450~500万円くらいです。幼稚園で働いていた時よりも年収は100万円程度アップしました。

転職して良かったこと

保育士として働く中で、子どもたちの成長を近くで見ることができるということでとてもやりがいはありましたが、私は転職してよかったと感じることが多々ありました。

転職して良かったことは自分の時間を持つことができるようになったことです。保育士の時は友達と遊ぶ時間はほとんどありませんでした。

しかし、転職した先では定時に上がることができましたのでアフターファイブを楽しむことができたり、習い事をする時間も取れました。

また、給料も上がりました。保育士として働いていた時は労働時間の割に給料が安く、生活するのが一杯いっぱいでした。

しかし、新しい職場は定時で上がれる上に、給与も格段によかったので、生活も心も潤うことができました。

また、保育士しかしていなければ、限られた世界の中のみしか知ることができませんが多くの人と関わったり、自分の知らない世界を知ることができたので、視野が広がり凄く良い経験をたくさんすることができました。

転職して悪かったこと

転職して悪かったことはこれといってありませんが、保育士の時とは違いやりがいは少ないです。勉強すれば誰だってできる仕事をしているというように感じたことがありました。

また、年配の人を相手とすることも多いので、子供と接する時のように癒されることもなく、仕事に対して張り合いなどは特に感じることなく淡々と業務をこなす日々です。

幼稚園教諭から転職をしたい方へのアドバイス

幼稚園から今の会社に転職できるまで50社以上に履歴書を送りました。書類選考の時点で振り落とされることが多かったです。

面接に行っても「3年目のやりがいのある時期に辞めた理由はなんですか?転職してまた保育士がしたくなるのではないですか?」

保育士から一般企業に就職したいのはお門違い。保育士が嫌になって逃げてきたのかもしれませんが一般企業も甘くないですよ。

というように厳しい言葉が飛び交いました。保育士からの転職がなかなか厳しいものであるということを頭の片隅に置いておくと良いかもしれません。

また、一般企業は男性の方が働いている人数が多いこともあり、企業によって求められる人材は異なりますが、ある程度社交性や、明るい性格を求められる企業も多かったです。

自分自身に信念を持ちながらも、柔軟性のあるような人材が求められるのかもしれませんね。

面接ではその企業がどう言った企業であるか、その企業で自分にしかできないことは何かなど、自分を自己プロデュースする力をつけておくといいです。