保育士の退職と転職

ブラック保育園を見分ける方法を紹介!就職後に後悔しないためのアドバイス

皆さんがお住まいの地域に古くからある地元の方であれば誰もが知っているような保育園や幼稚園があったりしませんか?

そういった保育園は地域の方々からの評判が良く、人気のある園だったりします。子どもの数も多く、行事も多く親からしたら預けたい場所です。

ただ、古くからある園が保育士が働きやすい職場であるかと言われたらそんなことはありません。古くからあるから今の時代では考えられないようなルールや決まりがあったりする場合があります。

私が実際に勤めていた保育園でもこの決まりなに?って首を傾げたくなるようなものが数多くありました。私が勤めていた園の変わったルールの一例は以下のようなものです。

  1. 結婚して出産するタイミングが決められている(先輩が先)
  2. 制服(トップスのみ)を着用
  3. ジャージやスウェットは着用禁止
  4. 私服はキレイ目な服を着用すること

保育士業界ではもしかしたら当たり前なのかもしれませんが、一般企業でこんなルールがあったら世間から猛バッシングだと思います。

園内での服装が決められるのはまだ我慢できますが、休日までキレイ目な服装をしろなんて強要されるのはいかがなものなんだろう?って思っていました。歴史があると古くからのルールがあるんだなと思わされたルールの一つです。

今回は地元に古くからある認定子ども園で勤務していた女性に保育現場の実情について教えていただきました。今後就職を考えている方の参考になればと思います。

歴史のある認定こども園はブラック保育園だった

私は地元で有名な40年の歴史のある保育園に大学卒業後に入社しました。認定こども園でしたので0歳から子どもたちがいる定員200名ほどの大きな園です。

地元での評判も良い園なので労働環境もいいだろうと思って就職したのですが大きな間違いでした。

時間外労働の手当はなし

私が働いていた園では時間外労働に関する手当は全くありませんでした。特に酷かったのは新人時代にあったお泊まり会でした。

お泊まり会の一部を任され(毎年新人が受け持つ仕事らしく任された)指導案を書いたり先輩の先生に相談したりと毎日クラスの仕事が終わった後に行っていました。

文字一つ間違えただけで印刷した冊子は全て新しいものに変えなくてはならず、夜中の0時までかかってやっと帰宅できた日もあったほどでした。

その上、持ち帰りの仕事もあったので家に帰っても仕事をして、仕事をしているか寝ているかどっちかの毎日でした。

行事の準備は子どもがいなくなってから行う

私が勤めていた園では運動会や発表会などの準備は子どもたちに内緒で行っていくというルールがありました。

ですので、子どもがいる時間帯に作業することはできません。勤務時間を過ぎて子どもがいなくなるまで待つことがほとんどでした。

運動会や発表会にサプライズ的な要素っているのかな?なんて思っていました。早く仕事を終わらせて帰りたいのに子どもが帰るまで作業ができないというのは苦痛でした。

他にも、卒園式前にはピアノの練習が入ってきたりと、日常業務と行事活動と土曜日出勤の並行はかなりきついにもかかわらず時間外労働に対する手当は一切出ませんでした。

ブラック保育園を見分ける方法は情報収集

私は就職活動の時に情報収集することなく、地元で有名な保育園だからという理由で就職してしまいました。どこの保育園に勤務してもやることは同じだから大丈夫でしょ!って思っていました。

でもそれは大きな間違いでした!やっぱり事前に保育園の情報は手に入れておく必要はあります。

「地元の評判が良い」=「働きやすい職場」ではない

就職活動をする際には必ず大学の先輩や友人から保育園の情報は入手するようにしておきましょう。地元の評判が良い保育園だからといって私のように安易に就職先を決めるのはやめましょう。

「地元の評判が良い」=「保育士が働きやすい職場」ではないからです。保護者からしてみれば保育士が長時間働いて頑張ってくれている園は良い預け先ですが、保育士からしたら過酷な労働環境なだけです。

保育士は大変な仕事です。労働環境が良いとされる職場ですら大変なのに、労働環境が悪い職場に就職してしまったら大変なことになってしまいます。

今は保育士は引く手あまたです。先輩や友人、ネットを利用してどの保育園が働きやすいかを事前に必ず調べましょう。

面倒くさいと思うかもしれませんがとても重要なことです。これをするかしないかで、あなたの今後が決まると言っても過言ではないと思います。

時代とともに保育園のルールは変更していく必要がある

私が働いていた4年間は毎日仕事に追われ、子どもの命を預かる仕事をしているためとても責任が重たいのに、疲弊しながら働いて注意散漫になっていき判断力が鈍ることも多かったです。

どれだけ頑張っても給料は上がらないため、新人時代を終えてからは適度に手を抜いたりどれだけ残業しなくて済むか業務内容を見直していました。

40年ほどの歴史がある園だったため昔からの慣習のようなものがありましたが、現在とは子どもの人数が半分ほど違う時代に作られたものでした。

人数が増えた今同じことをやり続けるのは無理だと園長に主任先生たちから申し立てを行ってもらいました。

それによって改善されたこともありますが、変わらなかったことも多かったです。ただ、今後は園のあり方から変わっていく時代になっていくのだと感じています

誰でもできる仕事だから、資格が取りやすいからという理由で安月給らしいですが、未来の大人が一番最初に入る集団にいる大人がどれだけ大切な存在か分かり始めて幼児教育に力を入れろとうるさい親が増えてきた中、保育士に対する対応は昔から変わらないというのが納得ならないです。

時間外労働だけでなく園に対する手当も増やして保育士全体の給料の底上げから始めていって欲しいと思います。