40代女性が保育士を退職し事務系への転職に成功した秘訣はコレ!

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年齢を重ねるにつれて保育士の仕事がきつくなってきたという方も多いのではないでしょうか?

20代30代の頃には子どもたちを抱っこしながら走り回ることができたのに、40代になって体力的にもしんどくなってきたという話をよく聞きます。

働き慣れた保育士としての仕事を続けたいけれどこのまま働くことは難しい。ただ、40代で転職なんて厳しいのではないかと悩んでいる方に朗報です。

近年の少子高齢化による人材不足や社会情勢の変化によって労働意欲のある女性は年齢にかかわらず転職市場で重宝されるようになってきています。

特に保育士はコミュニケーション能力があり、視野が広く細かいことにも気づきやすいという強みがあります。

今回は46歳で保育士から事務職への転職に成功した女性にアンケートに協力して頂きました。以下の点について重点的にお答えいただきました。

  1. 保育士から事務職に転職した理由は?
  2. 採用面接で聞かれたことと志望理由書に書いた志望動機は?
  3. 保育士から事務職に転職て良かったことと悪かったことは?

保育士から転職をしたいと悩んでいる方の参考になればと思います。

目次

保育士から事務職に転職しようと思った理由

私は公立保育園11年・私立保育園9年・公立臨時保育士4年間合計24年保育園で働いてきました。

結婚して出産しましたので子どもの成長に合わせて働く時間を変えてきました。現在子どもは21歳と24歳と大きくなり家事の負担もだいぶ減りました。

今は保育士では事務の仕事をしています。転職先はパソコンを使って事務を行う会計事務です。46歳を過ぎていたので覚える事が大変でしたが今は楽しく働いています。

保育士を辞めた理由は膝を痛めてしまったため

保育士では正社員だけでなくパート期間も長く、0・1・2歳児を担当する事が多かったので子どもの背丈に合わせて遊んだりおむつ替えや着替えなどで立ったり座ったりすることが多かったです。

0・1歳児は1対3人で子どもと過ごす事が多かったので膝や肩を痛めてしまう事がたびたびありました。

40過ぎてからは膝にはいつもサポーターをしていないと痛くて歩けないのでサポーターを付けて仕事をしていました。

0・1歳児のおむつ替えを1日に何度も行ううちに指先に力が入らなくなるようになったこともあります。

そんなことが長く続き、もうこれ以上この仕事を続けることは無理だと思い転職を考えました。

今は女性でも長く定年まで働く時代なので無理なく長く働くことが出来る仕事に就きたいと思うようになりました。

パソコンのタイピングは指1本で打つことがやっとというような状態だったのですが事務職への転職に挑戦してみる事にしました。

事務職への採用面接で聞かれたことと志望理由書に書いたことは?

さすがに今のパソコンスキルでは転職は難しいと思いパソコンの学校に通いExcelやWordの勉強をしました。

志望理由書に書いた志望動機はパソコンを使った仕事に挑戦してみたいと思いう事を書きました。

また、娯楽施設の会計の求職だったので人と人との触れ合いが大好きで、施設に来た人と保育園での経験を生かしてコミュニケーションを取りお客様に楽しんでもらいたいと思いますという感じのことを書きました。

「パソコンは初心者ですが挑戦させて頂きたいと思います。ご指導よろしくお願いいたします」と書き、働く意欲と学ぶ姿勢を認めてもらえるように書きました。

採用の面接で聞かれたこと

面接の際に面接官からパソコン操作を知っているからと言って自分流では困りますということを言われました。

「出来る出来ないよりもこの職場のやり方を素直に聞いて出来る事の方が大切です。教えていくのでついてきてください。」と言われ初めてのパソコンの仕事なので本当にありがたく思い頑張ろうと思いました。

私からもパソコンが出来なくて迷惑をかけてしまうのではないかという事を聞いてみました。

場所ごとにやる事は違うのでゆっくり出来るようになれば大丈夫なので安心してください。と言って頂き感謝したことを覚えています。

それよりみんなと仲良く楽しく仕事が出来るかという事を大切に考えていると言っていただき嬉しかったです。

保育士から事務職へ転職して良かったと悪かったこと

私は子どもや人が大好きなので人と人との関わりのある仕事が自分には向いていると思っていました。子どもたちと遊ぶ事の出来ない日々は寂しくて仕方ないのではないかと心配でした。

でもパソコンは操作が分かってしまうとパソコンは自分の動かしたように動いてくれるのでとても爽やかな気持ちになりました。

子どもたちと過ごした日々は楽しくていい思い出ですが、パソコンを使った作業は頭が整理されていくような今まで感じた事のない楽しさがあるように感じました。

事務仕事は座っている楽な仕事と考えてしまっていましたが、違う職種には違う大変さがありどんな仕事も楽という事はないのだなという事も強く感じました。保育士も事務も目の前の仕事をきちんと丁寧に行う事が大切ばと再確認しました。

保育士を辞めて良かったことは膝の痛みがなくなったこと

保育士を辞めてよかったことは身体がとても楽になったという事です。足にずっとつけていたサポーターは今ははずして生活しています。

毎日のように通った整骨院にもほとんど通う事がなくなりました。長い目でみて体への負担が減ったので健康に過ごすことが出来るようになったと思います。

もう一つは持ち帰りの仕事がなくなりました。仕事とプライベートがきちんと分かれてメリハリをもって働くことが出来る事が良かった点でと思います。

後悔とまでは言いませんが、意識して体を動かす事をしないと1日中パソコンの前に座っている事になってしまします。

事務の仕事を始めて体重が増えてしましました。以前の仕事から比べたら動く量が違うので気を付けていかないといけないなと思いました。

転職先で苦労したことと転職のためのアドバイス

1つの指で打つようなスキルから学校でパソコンスキルを身に付けるまではとても大変でした。ワードエクセルを少し出来るようになったところからの就職だったので教えて頂いた先輩には大変お世話になりました。

私が大変だったことは紙の数字を写してパソコンに入れる事でした。私が不器用だっただけかもしれませんが数字の位に慣れていない事や目の動きが上手にいず時間が掛かってしまい困りました。

銀行とのやり取りも大変でした。入金伝票や出金伝票などの書き方などたくさん分からない事がありました。

でも毎日繰り返している事で時間はかかっても慣れてくることも実感しました。私は仲間に恵まれ失敗も笑ってもらえるような環境にいたので何とか勤めてこられたと思います。先輩たちとのコミニュケーションが大切なのだなと感じました。

保育士から事務職に転職したい方へのアドバイス

初めての業界でわからない事はたくさんありますのでそれは恥ずかしがらずに聞きましょう。先輩方に聞く時に私が気を付けていた事は以下の点です。

  1. メモを取って同じことを聞かないようにする
  2. 質問は相手の様子を見て今聞いていいかという事を確認するようにする
  3. 主語をしっかりとつけて聞きたい事をしっかりと伝える
  4. タイピングに時間をかけないようにする(家でタイピング練習をして早く打てるようにしました)
  5. 家でワードやエクセルの勉強をすることはとても大切ですが、会社でのやり方をしっかり覚える
  6. わからない事は早いうちにきちんと聞いておくようにする

40歳過ぎての転職で不安ではありましたが、新しい職場で新しいことを覚えている毎日は新鮮なものでした。

働き始めた昔のように素直な心を思い出して感謝の言葉話口に出しながらコミニュケーションを取るように心がけました。保育士から事務職へ転職したいと考えているかたの参考になればと思います。

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