保育士の仕事

保育士と子育ての両立はできる?両立のためのアドバイスを伝えます!

保育士の仕事は激務で毎日夜遅くまで帰ることができないなんて聞いたことがある方もいると思います。

実際に私が現場で働いていた保育園では結婚を機に退職する方がほとんどでした。もちろん、職場によって違いはあると思います。

私のいた園は結婚したら退職するという風習があるところでしたので、特にそう感じたのかもしれませんけど。

ということで、今回は実際に保育園で正社員として働きながら子育てと家事を両立している方にアンケートに協力してもらいました。以下の2つの点について聞きました。

  1. 保育士と子育ての両立をしていて大変だと思うところ
  2. 保育士と子育ての両立をするために必要なこと

今の職場を退職しようか悩んでいるという方の参考になればと思います。

保育士を正社員をしながら子育や家事をするには覚悟が必要!

家でも職場でも子どもの世話をしないといけない

仕事は早番遅番があって、早番のときは朝の用意がたくさんあるため予定より早く起きないといけない辛さがあります。

また、家に帰ってきても子育てとご飯など作らないといけないため休む暇がないです。常に運動会が起きている感じがします。

走り回ったり、何かしたりすることが多々なので、私も子供も声出しっぱなしです。寝かしつけることも大変です。

仕事も家でも同じようなことをしているから慣れているんじゃないかと思われがちですが、そうとは限りません。

仕事場はあくまで預からせていただいてるので気を使いますし、入念にチェックする必要があります。

我が家でも寝かしつけるのに一苦労なので大変です。自分の子が1番可愛いとは思ってしまうのですが。

保育士と子育の両立をするために必要なことは根性

根性だと私は思っています。何をするのにも根性と体力と精神がないとやっていけないです。

家では一人で家事をしないといけない、アレもこれもやらないといけないという多さ、仕事場では子供達の見回りだけでなくスタッフ同士うまくやって気を使うことや、保護者さんとの話を上手くしていく、ほだてることをして、目をつけられないことに必死です。

最近ではコロナも流行っているので、そういった体調面を気にかけることも大事だなと感じています。

子育ても、保護者さんとの会話も忍耐の強さというか、やるしかないっていう根性がないと務まらないと私は感じています。スタッフの中でも愚痴は絶えないので我慢さも必要になってくるかと私は思います。

保育士の仕事と子育てで自分の時間はない

朝起きた時から出勤と子どもの支度と準備に追われ、日中は仕事、仕事が終わったら夕飯などの買い物をして家に着いたら座る間もなく夕飯作りとお風呂の準備や洗濯物の片付けなどの家事に追われます。

夕飯を食べる時も子どもの相手をしたり、子どもに気くばりながら食べるので、落ち着いて食べることはできません。

食べ終わったら夕飯の片付けと子どものお風呂と寝かしつけ。ここで寝かしつけに手こずると時間がどんどんなくなります。

寝かしつけはとてもデリケートの作業なので、なにかをしながらではまったく寝てくれないので、寝かしつけに全力で向き合わなくてはいけません。子どもが寝たらお風呂に入って、その後やっと作業から少し解放されます。

炊事の時短の工夫が仕事と子育ての両立には必要

家事において時間や作業の負担が一番大きいのは炊事です。私は料理と買い出しの時間を少しでも短縮するために、献立を考えてスマホのメモ機能に記しています。

過去の献立も残しているので特定のメニューが頻繁になりすぎないように過去の献立を参考にしたり、味や栄養のバランスが偏りすぎないように前後の献立とのバランスも考えます。

洗い物も減るようになるべく大皿料理にして、小鉢などの細々した洗い物が発生しないようにしています。

また、料理中は火を扱ったり中断できない時が多々発生するので、どうしても子どもの相手ができません。

なので、テレビをインターネット接続してテレビでYouTubeを見られる環境にしています。少し心苦しいですが、私が炊事をしている時にはYouTubeを見てもらっています。

正社員なのに職場を途中で抜けることが辛い

仕事から帰って、子供のお風呂やご飯の用意、洗濯掃除などなど家事がたくさんたまっていてやることがあることです。

朝も忙しく、時間通りに家を出発しなければいけないのでそれまでにやることがたくさんあり、大変だと思っています。

子供も時間がないことはわかっているつもりでも、てきぱきと動くことができませんので、ご飯や着替え歯磨きなど支度に時間がとてもかかりますなかなか思う通り進みません。

そのことが働いていて一番辛いなーと思います。

その他にも、仕事中に急に電話が鳴り、子供のお迎えに行くこともしばしばあります。仕事をしているので途中で抜け出すことがなかなかできず、周りに迷惑をかけてしまいますので大変だと思っています。

手抜きをして楽をするための工夫が仕事と子育ての両立のためには必要

仕事と家事を両立するためには手抜きをするところは楽をしてしまうということが重要だと思います。今は便利な調理家電や、宅配のミールキットなどもあるので楽できるところはそういったものに頼っています。

家庭のことも仕事も1から10まで全てをやることができませんので、仕方ないと割り切って諦めるところは諦めています。

自分がストレスをためないことが1番だと思いますので、休日には、夫に子供のお世話をお願いして、出かけることもたまにあります。

自分の時間を適当に持つことでストレス解消にもなり、気分転換にもなります。そういったことを心がけて子育てと仕事の両立をしています。

また、近くにいる祖父母にもお手伝いをお願いしたり子供のお世話をお願いしたりもしています。頼れるものは全て頼って両立している感じです、

子どもの預かり先が見つからない時が大変

子どもが風邪をひいたり、行事の準備や会議で残業したいときなど、子どもが保育園で預かってもらえない場合のやりくりがとても大変です。

近くに親がいないので、ベビーシッターさんや夫に依頼しないと行けないのですが、それも上手く調節できず有休を取ることになると、職場からも良い顔をされないし、有休にも限りがあるし、対応に毎回疲れます。

あとは帰宅後のバタバタが大変です。ご飯を作って食べさせ、お風呂に入れて寝かしつけまでを2〜3時間でこなすともうぐったりです。

特に夫の帰りが遅くワンオペになってしまうと、夫の帰りを待たずに自分も寝てしまいます。そこに子どもがぐずったりするともう体力がもたないと思うことがあります。

子育てと仕事との両立をするためには家族の協力が必要

家族の協力が一番だと思います。残業や有休などの時間のやりくりや、家事の分担、子どもの世話の分担など、働きながら1人で全部こなすことは不可能だと思うので、絶対に協力が必要です。

他にも、我が家は家電やベビーシッターなどにすごくお金をかけます。電気調理鍋や食洗機、自動掃除機などの便利家電から、病気時の預かりまでかなりお金がかかっていますが、夫はそれに対してもったいないとか、必要ないとかは一切言いません。

手を抜けるところは手を抜こうという人なので、晩御飯がテイクアウトやお惣菜の日もあります。

こういうところに理解を示すことも協力の一部だし、必要なことだと思います。家事や育児はほどほどにすることで、仕事を頑張れています。

仕事とプライベートの境目をつけづらくなりストレスが溜まる

両立していて大変なことは仕事との境目をつけづらいところと仕事の持ち帰りです。どうしても同じ年齢の子供を持っていると自分の子供と重なってしまい仕事とプライベートの境目がつけづらくストレスがたまりやすいです。

例えばクラスの子供がイヤイヤ期や反抗期があり日中ひどかった場合、家に帰っても同じことが起こると母親である前に、一人の人間なので、どうしても疲れが出てきてしまいどうしても家庭でイライラしてしまい子どもを叱りつけてしまう場合があり反省の毎日です。

また仕事量は子供がいてもいなくても変わることはないので、書類関係、製作物、日々の業務は減ることはないので持ち帰ることも多々あります。

そのため家で疲れてしまい寝落ちすることもあるので、家で仕事できなかったという罪悪感と気苦労も多いと感じています。

子育てと仕事との両立をするために必要なこと

家庭と仕事との切り替えをきちんとつけることとなるべく日中の業務中に仕事をある程度終わらせるようにしてから帰ることです。

どうしても自分も子供がいると切り替えが難しい部分があるので、「今は仕事。今は家庭」と言い聞かせるようにして、育休から復帰してから少しずつ切り替えるようにしていきました。

ただ子育てと仕事を繰り返しフルタイムで働いていると切り替えが難しく疲れてくる日も、もちろんあるのでそのときは休日に主人に子供を公園などに連れ出してもらったり一人の時間を取り頭を切り替えるようにしています。

また仕事に関してはいかに効率よく終わらせることができるか順序や方法を考えるようにし、作業するようになりました。納期よりも三週間前を目標に前もって動き始めると大分日々業務が楽になりました。

子どもの準備にかかる時間で段取りが大切

朝の支度の際に限られた時間の中で自分自身の出勤準備、子供の準備を行わないといけないところが大変です。

段取りよく進めばよいですが、子供の機嫌1つで段取りがすべて狂ってしまうのが辛いです。

帰宅後は子供の就寝時間が遅くならないように、帰ってすぐ夕飯を食べさせてお風呂にいれないといけません。

子供は母親である私と遊びたがりますが、遊んでいるとどんどん時間が経ってしまうのでいかに機嫌を損なわないかが重要になります。

自分自身も帰ってゆっくり椅子に座って一息つけないのがしんどいです。就寝後も家事の残りや残っている仕事を片付けないといけないので睡眠不足が続きます。

また、子供が急に体調を崩したりすると仕事を急遽休まないといけないので職場との調整が辛いですし、周りに迷惑をかけるのが申し訳ないです。

先のことを考えて動くことが大切

常に先の段取りを考えて動くことが欠かせません。帰宅後すぐに時短で夕食の準備が出来るように、休日に買い出しや作り置き、冷凍おかずをあらかじめ準備しておく工夫が必要です。

子供の行事等の詳細を出来る限り早く入手して、前もって職場とのスケジュール調整を行えるように子供のイベントごとには常にアンテナをはっています。

親も子供も睡眠不足が続くとささいなことでもイライラしてしまい不機嫌になります。そうすると、段取りよく物事が進まないので悪循環になります。

子供の体調ももちろん大事ですが、自分自身のコンディションを整え親子共に規則正しいリズムで生活することがとても大事です。

可能であれば便利家電を大いにフル活用して少しでも手を抜くことを考えることも必要だと思います。

自分の子どもに対して厳しくなってしまう

子育てでも子供と関わり保育園でも子供と関わりが大変です。1番大変なことは保育園では幼児をお預かりしている立場から面倒を見て子供と遊ぶことが仕事ですが、自分の子供に限ってはダメなことも厳しくなって怒ってしまうことが多いです。

同じ保育園には通わせていないのですが、自分の子供と保育園の子供とでは大きな違いがあります。自分の子だからひいきしているというよりは厳しいと言った言葉が似合います。

また、保育園で疲れた日などは家に帰って家事をやる気にならずトイレ掃除や風呂掃除や洗い物まで完璧にこなしたくてもできていないのが現状です。

子供にも夫にも申し訳無いと思いながら夫が見かねてたまに手伝ってくれます。両立は大変です。

自分の子に対しても心に余裕をもって接することが大切

両立で必要なことは子供にも保育園でも全力ではなく70%くらいの気持ちで接することかと思います。

家でも外でも全力だと体力も気力も持たないのですごくキツくなってしまった結果旦那にあたってしまったり良くない方向に行きます。

まっすぐでありながらたまに気を抜いて過ごすことが自分にとって必要であり重要なことだと気づきました。

難しい世の中ではありますがほどほどにしておかないと痛い目に遭うことを学んでいるので今日は子供に対しても保育園でもここら辺でいいだろうと自分を許しています。

独身で仕事しかない状況であればもっと一生懸命かもしれないですが1番は家族なので家族の顔を思い浮かべて仕事をして自分を落ち着かせています。