保育士の退職と転職

保育士の転職先と成功事例のまとめ!現場で働く社員の評価を紹介

保育士からの転職は難しいんじゃないかと思われがちですが、保育士は他の業界に転職しても重宝されることは多いんです。

実際に他の業界に転職した方にアンケートを取りリアルな声をまとめてみました。

保育士から障がい者の就労支援の支援員へ転職【20代前半】

私は保育園で1年半勤務後に、障がい者の就労支援の支援員として転職しました。保育士と比較して、勤務時間帯などの関係で休日と勤務時間が安定している職場です。

前職と一番の違いは接する人が児童(未就学児)から大人へ変わったことです。

児童の場合は、まず自分たちでできることが限られているので、私たちが手伝いながら見守ることが多かったです。

それに対して今の仕事は成人と一緒に就労を学んでいくことが基本です。見守るということよりは一緒に仕事を学び、実践していくことが主な仕事です。

また、保育園ではイベントが毎月あったので、イベントのための準備にいつも追われていましたが、今の職場にはそういったものはありません。

保護者とのコミュニケーションを取る必要もなくなりました。無理難題を保護者から言われる心配がなくなったのは良かったかなと思います。

障がい者の就労支援員は相手を受け入れることが重要

障がい者の就労支援なので、まずは障がい者を受け入れ、理解することが大事になってくると思います。

健常者とは違い、言葉一つ一つで伝わり方が違ってくるので、仕事の説明の仕方や指示の出し方にも気を付けなければいけません。

仕事の内容によっては丁寧さを求められることもありますし、外の作業等では体力も使うので体力作りも必要になってくると思います。

また、障がい者特有の症状や性格もあるので、その人の特徴を理解し、的確なアドバイスが出せるように病気に対しての知識、心理や福祉などの資格もできればとっておいたほうがいいと思いました。

仕事自体は委託されていることが多いので、様々な仕事をこなせるスキルも必要です。パソコンでの記事作成などもあるので、パソコンを問題なく使用できるようなスキルも大事になってきます。

保育士から製造業への転職事例【20代後半】

保育士から工場の製造業に転職しました。保育士のときは、サービス残業があり、仕事の時間内に終わらなかった業務を自宅に帰ってからもしていました。

しかし、工場に転職してからはサービス残業はなく、定時通りに業務を終えて自宅に帰ったらプライベートの時間を十分確保できます。

また、保育士は園児や保護者の方々との交流が盛んで様々な話ややり取りを行なっていましたが、工場の製造業では黙々と繰り返し業務を行なうので周りの人々と交流が少ないのが違う点です。

現在の工場での仕事は同じ工程を繰り返し行う業務ですが、以前の保育士では園児との散歩やお昼寝や食事など様々な業務を行なっていたので、その辺りも違います。

保育士から製造業へ転職するためには黙々と作業できる忍耐力が重要

工場への転職をする際に重視となるポイントは忍耐力です。毎日繰り返し繰り返し同じ業務を勤務時間ずっと行うので、同じ作業に飽きず、ひたむきに黙々と作業できるかというのが重視されます。

なので、忍耐力と周りの従業員との連携を保って報連相をしっかり行うことが重要です。加えて、コミュニケーションスキルも重要です。

どの職業でもコミュニケーションは必要ですが、工場の製造業でも欠品が出ないように周りの従業員と連携をしながら仕事する事で欠品を少なくすることができ、それが会社への貢献にも繋がります。

ですのでコミュニケーションスキルは必須です。また、手先が器用なのも重要ポイントです。手先が不器用よりも器用な方が時間内に完成させる量を多く出来るからです。

保育士から動物病院へ転職した事例【30代前半】

保育士から動物病院の社員として転職しました。お世話をする、めんどうを見る、親と関わるという点に関してはそんなに違いはありません。

ただ、相手は相手は動物です。言葉や行動を子供よりも上手く表現出来ない動物達の助けになれればと思っています。

また、いい意味でも悪い意味でも取れるのですが、親(飼い主)の過保護具合の差のギャップがとてもあるなと思っています。

子供の場合はとても過激な人は過激です。でも、動物になると興味や関心がとても薄い気がします。

同じ命のはずなのに、この差はなんなんだろうと少し受け入れ難いというかギャップに悩まされます。

動物病院に来る動物たちは、親(飼い主)のちゃんとしてないお世話で病気になったり怪我をしたりしてきます。

保育士から動物病院への転職では慌てない判断力が重要

私が今、働かせて頂いてる職場は、受付と看護助手なので特に資格などスキルも要りません。

でも、やはり、動物が好きという気持ちや人の話を聞ける、慌てずに対処出来る判断力は必要なのではないでしょうか。

いい意味で情があり、しっかりと面倒を見れるし、見たいと思う気持ちがあればと思っています。

ある程度、ペットのお世話をしていたことがある人や動物関係のお仕事をしたことある人は、慣れもあり優位なのかと思います。

私は元々、犬や鳥、カメやハムスターを買っていたり、ペットホテルでも働いた経験が合ったこと、そして、保育士としてお世話をする楽しさや大変さを知っているからこそ、生かせる仕事がしたいとアピールして転職できました。

保育士からパン製造業界に転職した事例【30代半ば】

保育士から、パン製造業界に、転職しました。保育士職は、細々と色々な仕事があり、児童の状態、状況も日々違い、各児童の性格も機嫌も異なるので、毎日気を使い、忙しかったです。

転職先はあるパン製造会社の総務課で総務事務です。残業もありますがプレッシャーはありません。

老若男女様々な世代が働いていて、フォローし合えるのも良いです。淡々と細かな事項をこなし、書類など間違いないようにすればまず問題が発生することはありません。

几帳面な自分に合っていると思います。繁忙期になると、手当や代休がある、休日出勤が、年に何度かあります。

工場では製造の方とパンやお菓子をたまに作るのですが、これは事務仕事とは違い、楽しいです。

保育士から事務の仕事に就くにはパソコンのスキルがあると良い

スキルや資格は全く必要ありませんでした。ただ、短大で、栄養士の資格を取得していたことがよかったのかもしれません。

また、保育士時代に調理師の免許も取っていたので、これが多少、転職の際に役に立ったのかもしれません。

大切なのは協調性と、几帳面さ、正確に作業を進めることです。総務なので、コミュニケーション力も必要かと思います。

資格としては、パソコン検定や、事務系の資格、文書作成などの資格が有れば、なお良かったと思います。これは、仕事をしながら高めていったり取得していこうと思います。

保育士から文房具業界の事務職に転職した事例【20代後半】

文房具業界の事務職に転職しました。保育士は1年前に退職していますが、2年半勤めていました。

保育業界はもちろん子ども相手に仕事をします。常に子どものこと、クラスのことを考えて行動し、降園後も子どもに関わる仕事をします。

一人一人の成長を見ることができることはやりがいに繋がり、やる気の源でした。体力勝負で大変なことが多かったですが、子どもたちを見ると疲れも吹っ飛びます。

それに比べて事務職は、淡々と毎日デスクワークで同じ事をこなし、人との関わりはもちろん大人だけです。

子どもからのパワーはもらえませんが、自分の仕事ぶりを見ていてくれる周りの先輩方から褒められる事はとても嬉しいです。

文房具は奥が深く、何気なく日々使用していた物ですが、大切に扱わなければと気付く事ができました。

保育士から事務職に就くには少しだけPCスクールに通うとプラスに働く

PCをほとんど触ったことがありませんでしたが、少しだけスクールに通えば十分役に立ちました。

ワード・エクセルの知識があるとプラスになりますし、PC初心者でもOKとなっているところでも実際はスキルがなければついていけないようなこともありますので、できれば学んでおいた方が自分のためになります。

文房具の事務職ですので特に資格はいりませんが、文房具については触れておいた方がいいです。

どのような種類、デザインがあってどんな場面で役立つのか、そしてもちろん勤め先のメーカーについてはしっかり勉強しておくことです。

今はどこにでも文房具が置いてあるので、売り場をのぞいて見ると他のメーカーとの比較もできるので良いと思います。自分のお気に入りをひとつ見つけておくのがおすすめです。

保育士から飲食業界へ転職した事例【20代後半】

私は、保育士から飲食業界へ社員として転職しました。どちらの仕事も人と関わる事という面では同じです。ただ、いろんな出会いが毎日起こるという点が異なります。

保育士の時は学級担任を持たせて頂いていたので1年間は毎日同じ子どもたちや保護者に方にお会いして信頼関係を積み上げていくことが仕事の一つでした。

それに比べ、飲食店は常連のお客様が来て下さる他に新規のお客様が通って下さるようになったり、旅行で来ていたお客様が突然来てくださったり、と様々な出会いが毎日起こります。

また、仕事内容も異なります。保育士は子どもたちが生活を自分でできるよう手伝いをすることも多く、日々の生活に密着した事が多かったことに比べ、飲食店はこちらからお客様に喜んでいただけるようサービスを提供する事が全てだと思います。

飲食業界で必要なのは笑顔

飲食業界で必要となるスキルや資格はそんなにないと思います。私が通った大学は幼児教育の学科だったので専門的なことは一切勉強していませんでした。

働く中で調理の技術は学ぶことはできますし、接客スキルも徐々に身につけていくことができます。

飲食店は学生時代にアルバイトで経験がある方も多いと思いますので仕事内容については想像しやすいと思います。

ただ、社員となると意識違いがあります。お店の顔として働く意識だったり、お店の売り上げのために自分ができるサービスを考えることも多くなります。

私が現在飲食業界で働いて一番大事にしているのは、お客様に笑顔でおもてなしをする事です。

お客様がまた来たいと思えるお店を作ることが飲食に限らず接客業で重要となるポイントだと考えています。

保育士から図書館司書へ転職した事例【20代後半】

私はサービス業に転職しました。具体的には図書館へ勤めることになりました。前職との違いは相手が子供かそうでないかということだと思います。

前職は子供相手と、時には保護者の方への対応だったのが、年齢関係なく接客するというようになりました。

あとは接客業としての姿勢も子供と大人とで違いますから一から勉強しなおしでした。ただ一番良かったのは、子供向けへの読み聞かせの時に少しは前職のことが役に立ったかなということが挙げられました。

理由は、やっぱりそれなりに子供相手の対応ができたからということが挙げられます。また、子供への対応がスムーズにできているところはとても良かったかなと思いました。

トータルで見て現在のほうがいろいろと幅広いので勉強しなければならない部分が多いです。

図書館司書への転職で必要なのは臨機応変さ

必要となるスキルは私の場合は学生時代に保育士と図書館司書の資格が取れると心に通って行って両方取得したので有利だったと思います。

重要となるポイントは、本が好きかどうかということだったので、日ごろから本に触れあっているということがあればスムーズかなと思いました。

また、資格は必要だと思いますが、それよりもその場で臨機応変な対応ができるかどうかということのほうが私は大事なのかなということを身をもって感じました。

あとはスキルですがやっぱり初めから誰しもきちんとできるということはないと思いましたので慣れていく必要があるのではないかなと感じました。

資格を取るにはいろいろと学ぶ必要があると思うので大変かもしれません。ただ、前職で培ってきたことが生かされればいいなとは思いました。

保育士が他の業界へ行き成功するための3つポイント

保育士は大変な職業です。保育士として勤務した経験がある方は、他の業界に転職したとしても上手く仕事はこなせると思います。

ただ、上手く仕事をこなせることと、転職先の職場で馴染むことができるかどうかは別問題です。

転職した際には以下の3つのポイントに注意するようにしましょう。

  • 別業界のルールに従う
  • 話し方には注意をする
  • 上司に相談しながら業務を進める

長年保育士をしているといろんな癖ができてしまいがちです。郷に入っては郷に従えと言いますので、転職したのであればその職場のルールに従うようにしましょう。

また、話し方には注意するようにしましょう。今まで子供や保護者を相手にしてきましたが、これからはお客様や上司を相手にすることになります。

最後に、仕事は上司と相談して進めるようにしましょう。保育士は担任を持つことが多く、自分の裁量で仕事を進めることができますが、一般の職場ではそうはいきません。

仕事内容を上司と確認をし、了承を得てから業務を進めるようにしましょう。